毛がにとは

一般に流通しているかにの中でも、味が非常に美味でまた高価なことで知られているかにが、毛がにです。
毛がには殻にびっしりと短く太い毛が生えていることが見分ける上での最大のポイントで、毛がにという名称もこの点が由来です。
かにの中でも大型のかにで、メスよりもオスのほうがサイズが大きくなります。近頃は保護観点から、体長8センチ以上のオスしか水揚げできなくなっており、メスは食用として流通していません。

 

毛がには旬がはっきりと決まっておらず、1年中流通しているという点もポイントです。
ただ獲れる時期によって身の味わいが変わりますので、どの時期に獲れるものはどんな味わいなのか、という点は購入前に理解しておいたほうがいいでしょう。

 

春先に獲れる毛がには、まだ身がしっかりと育っておらず、かにみその量も少ないですがその分甘みが非常に豊かです。
また殻がまだ硬くなっておらず食べやすいという点も魅力で、この時期の毛がにを好む方は多いようです。

 

対して夏から秋にかけての毛がには、しっかりと育ち殻も固くなり、身やかにみその量も増えていますので一般に流通され広く認知されているのはこの時期の毛がにです。
冬に入ると身に脂がのり更に豊かな美味しいかにになりますので、身をしっかりと味わいたい方は夏〜冬に流通している毛がにを選ぶといいでしょう。

 

大型のかにとは言っても、ズワイガニやタラバガニと比べると身が小さく食べられる部分が少ないです。
ですがその分味が非常によいので、量がすくなくとも美味しいかにを味わって食べたい、という方向けのかにです。